とある国の女性刑務所では陰湿なイジメが行われている。
特に問題なのは新人しごきである。
刑務所には刑務所の中なりの序列がある。
外の世界でどんな学歴や社会的地位があってもそこでは関係ない。刑務所内には派閥が形成され、必然的に長く服役している人に権力が集まる。
新しく入所した女囚人は、上下関係を植え付けるためにさまざまなシゴキを受ける。例えば、以下のようなものだ。
・全裸になって挨拶する
・おしりの穴を自分の指で広げて見せる
・がに股になってバンザイの格好で服従を誓う
女性は、男性よりも身だしなみや品格を気にする生き物である。そのため、新人の囚人を服従させるために暴力を振るうことはない。それよりも、女性として恥をかかせるようなシゴキが多い。
おしりの穴見せ
これらは女性の囚人が最初に受ける洗礼である。
女性の囚人は刑務所に到着した1日目から、女看守に服をすべて脱ぐように指示される。そして武器などを隠していないかチェックするため、自分で後ろを向いておしりの穴を広げて見せるよう指示される。
これだけでも外の世界で相当な社会的地位にあった女性、プライドの高い女性などは屈辱に打ち震える。
美人女社長だろうが、元市議会議員だろうが、女弁護士や女医だろうが、ここでは地位は一切関係ない。ここでは女看守が一番偉いのだ。いかに学歴があろうと収入があろうと自分の肛門を晒さなければならない。
「もういいわよ、さっさとしまいなさい」
そう言われるまで、自分からおしりを突き出して、肛門を手で広げて見せなければならないのだ。特に、屈辱に震えているような女性ほど、わざと長くやらされる。女看守も楽しんでいるのだ。
服の着用
この後、本当なら刑務服が支給される。
刑務所内で着用することが認められる服だ。
しかし女看守は、気まぐれでこの服を与えないことがある。反抗的な態度や目つきをした女性のこともあれば、プライドの高そうな経歴のある女性のこともある。あるいは、単に美人で可愛いからムカつく、というだけの理由のこともある。
服を支給して貰えなかった場合、その新人女性は下着姿のまま、自身の雑居房に向かわなければならない。なかには、パンツすらも返して貰えない女性もいる。ある高学歴な女性弁護士は、「美人なのが気に入らない」という理由でパンツを没収され、すっぽんぽんのまま半泣きになりながら房に向かった。
最初に服を支給して貰えなかった女性は、少なくとも1カ月はずーっと裸で生活しなければならない。周りの新人囚人はみな制服を着ているのに、自分1人だけすっぽんぽんなのだ。こういう女性は当然、イジメの対象にもなりやすい。
挨拶
雑居房では初対面の同房のメンバーに挨拶することになる。
雑居房には他にも3~4人の女囚人がいる。ここでの上下関係はあらかじめ決まっておりそれは絶対だ。例えば、本職の奥さんなどで外の世界では立場が偉い女性でも、刑務所のなかでは立場が逆転することもある。
新人が挨拶するときは、もちろん全裸だ。
そして「服従のポーズ」をとりながら部屋のボスに挨拶する。足を開いてガニ股になって、腕はバンザイして頭の後ろで組み、脇の下まで見せながら挨拶するのだ。これは何1つ隠すところはありません、裏切ることはありません、という意思表示だ。
これは囚人が最初に覚えさせられる挨拶で、新人は最低でも3カ月間は毎日この格好で挨拶をさせられる。
いじめ
また新人囚人は一発芸を強要されることも多い。
特に可愛い美人だったり、高学歴でプライドの高い女性が狙われる。あるいは、自意識が強く羞恥心の高そうな女性が狙われる。そういう女性のほうがイジメてて面白いからだ。
・全裸でくねくねダンス
・おっぱいダンス
・チンパンジーの真似
・ゴリラの真似
・ま〇こを使った面白一発芸(無茶ぶり)
とにかく女性としての自尊心が無くなるくらい徹底的に恥をかかされる。
ある元弁護士の美人囚人などは、文字通り泣いていやがった。許してくださいと土下座した。しかしそういう反応こそ、まさに彼女たちにとって思う壺である。
おっぱいダンスやま〇こ踊り、ケツ穴体操など、思いつく限りの下品な芸を徹底的にしこまれた。特に、彼女はいやがっていたゴリラの真似を、何度も何度もやらされた。
ゴリラの真似の芸
彼女は、どこで何をしていても、部屋の女ボスが「ゴリラ」と指示したら、その場で10秒以内に裸になってゴリラ芸を披露しなければならなかった。
食事をしていても、本を読んでいても、寝ようとしていても、指示をされたら5秒以内に服とパンツを脱いで、その場で裸になり、「うほっ、うほっ、うほっ」と飛び跳ねながら、全力でゴリラの真似をしなければならない。元弁護士・元議員といった女性ですら、こんなことをさせられるのだ。
しかも命令する相手は、外の世界では関わることもないような女性であることも多い。そんな人に命令されて、裸でゴリラの真似をさせられるのだから、どこで人生を間違ってしまったのかと、毎晩こっそり泣いて悔しがるのも無理はなかった。
女性同士の僻みや嫉妬からか、可愛い女性ほど執拗にイジメられた。
ある若くて可愛い新人の女囚人などは、トイレに入っているときでさえ、コンコンと外からドアを2度ほどノックして「10秒以内にゴリラを始めなさい」と命令することもあった。もちろん、いかなる場面でも部屋ボスの命令は絶対である。
かわいそうに、その女性は大変なことになったまま、手でお股を押さえながら半泣きでトイレから飛び出してきた。そして見たくないものを撒き散らしながら、ゴリラの真似をさせられたのである。