とある銀行の受付嬢として勤務している朝山さん。
この日は運が悪く、その銀行に強盗が入りこんだ。
「動くな!手をあげろ」
男性職員は皆、追い出され女性受付スタッフたちは皆、人質に取られた。
女性の1人がすべての現金を袋につめるように指示され、他の女性はみな壁際に並んで立たされる。
すると、見張り強盗の1人がとびきり容姿のいい女性1人に目をつけた。
それが朝山さんだった。
「お前は前に出てきて服を脱げ」
なぜか朝山さん1人だけが前に連れ出されて、銃で脅されて命令される。
全く理由がわからずに、混乱して半泣きになる朝山さん。
残念ながら意味なんてない。
ただ強盗は、たまたま目についた朝山さんの裸が見たくなっただけだった。
なぜか同僚の女性も見ている前で、ストリップさせられる朝山さん。
「ぼやぼやするな、パンツもブラも全部だ」
下着を身に付けることも許されず、1人だけすっぽんぽんにされてしまう朝山さん。形のいいおっぱいが露になる。
「隠すな!気を付けしろ!」
「…..は、はい…..」
「おい、お前、胸は何カップだ」
「….、い、Eカップです….」
「ほら、見ろ。E以上はあるって言っただろ。俺の勝ちだ」
「ちくしょーっ!でも乳首と乳輪は小さめじゃないっすか。
そこは俺の勝ちっすよ」
どうやら見張りの強盗たちは、朝山さんのおっぱいの大きさや形で勝手に賭けをしていたようだった。他の女性社員たちの前で、大声でおっぱいの品評をされ、恐怖感と同時に、屈辱と悔しさに震える朝山さん。
銀行には大量の現金があり、それをすべて袋に詰めるにはかなりの時間がかかる。緊張感のない見張りの強盗たちは、明らかに暇を持て余していた。
さらに退屈さに痺れをきらした強盗犯は、この女性にとんでもない無茶ぶりをはじめた。
「暇だな。おいお前、何か、面白い一発芸をしてみろ」
「…えっ、は? 芸ですか?」
「早くしろ。面白くなかったら撃つぞ」
普段、一発芸なんて全くするタイプでない彼女は、何をしていいのかも本当にわからない。
だが、強盗は壁に向かっていきなり銃をぶっ放した。これには彼女は震えあがった。半泣きになりながら「ごめんなさい、わかりません」と連呼する。
「仕方ないな。じゃあ、俺がお題をやる。
ニワトリの物まねをしろ。
すぐに始めろ。
似てなかったら撃つからな」
そういって、いきなり壁に向かって銃をぶっ放す強盗。
「ひっ」
彼女は、恐怖のあまり、考える暇もなくニワトリの真似をはじめた。
中腰でかがんで手をパタパタさせながら、
「こけーっ、こけこけーっ、こっこ、ここ、こけこけっ、こけーっ!」
職場の同僚や先輩など、十数人の女性社員が見ている前で、なぜか自分1人だけニワトリの真似をさせられるシュールな光景。しかもいま、朝山さんは全裸なのだ。とても嫁入り前の女性がしていい芸ではない。
(ひどいよ…なんで私だけ…)
見張りの強盗犯2人はゲラゲラ笑っているが、他の女性社員は当然、誰も笑っていない。強盗たちはそれが不満なようだった。
「おい、お前の職場の同僚たちが笑ってないぞ。
ノリが悪いな、お前らの職場の連中」
「もうこっち向かなくていいから、同僚だちの方を向いてニワトリを続けろ」
「なっ…なんでっ….」
「あ?文句があるなら撃つぞ」
「こっ!! こけーっこっこーっ! こーっこ!こけーっ! こけーっこっこー」
普段、一緒に仕事をしている同僚たちの方をむいて、みっともないニワトリの真似をはじめる朝山。
おっぱいもま〇こも、同僚の女性社員たちからは丸見えである。
当然、他の女性社員たちは顔を背けて目を合わさないようにする。見てはいけないものを見せられているかのように、気まずそうに顔を伏せる。
それが余計に朝山の羞恥心を刺激する。
(なんで誰も助けてくれないのよ….!)
だが、当然誰も助けるわけがない。
少なくとも犯人たちがこれで楽しんでるうちは、誰も傷つかないし命も脅かされないのだ。
気の毒だが、朝山さん1人が生き恥をかいて一発芸をしているうちは、この場は安全にやり過ごせる。皆がそう思っていた。
そして自分がやらされるのは嫌なので、誰も口を出さなかった。
中には、職場で一番男性陣にモテてやほやされる彼女が、強制的に恥をかかされてるのを見て、内心、気持ちよく思ってる者もいた。
結局、警察の救助が突入するまでの3時間、朝山は1人でニワトリ、ゴリラ、タコ踊りなどを命令され、普通の美人なら経験することのない一生分の生き恥をかいたのだった。