あるとき、姉の美由紀は可愛い4つ下の妹が学校でイジメられていることに感づいた。
妹の美優は口には出さないものの、ここ何週間も元気がなく塞ぎこんでいた。
その様子を見て心配していた美由紀は、大学の友達の弟が妹と同じ学校に通っていることを知り、妹が最近元気がないようだが、何か知らないか、とその弟に聞いた。
すると、その弟は言いにくそうにいった。
「美優さんですか…、えっと最近ちょっと女子の不良グループに目をつけられて、イジメられてるみたいですね….」
妹は、女子の不良グループが同じクラスの子から金銭をカツアゲしてるのをみて、助けるために先生を呼びに行ったことで、不良グループに目をつけられてしまったらしい。正義感のある、優しい妹らしい理由だった。
「そんな理由で….」
最近はよく、誰もこない体育館の(今は使われていない)部室に連れていかれてよくイジメられている、という話を聞いた姉。いてもたってもいられなくなった姉は、そのまま、妹の学校の放課後の時間に、1人で体育館裏の部室に乗り込んだったのだった。
部室で
部屋の中からは、「きゃははは」という笑い声が聞こえる。
姉はドアの隙間から様子をのぞき込んみた。
すると…、
「こけーっ!こっこここっこけーっ、こけーっ!
こけーっ、こっこー!」
そこには想像を絶する光景が広がっていた。
「ぎゃはははっ、こいつおもしれ―(笑)」
「もっと元気よく部屋中を飛び回れよっ!」
「こけーっ!こっこここっこけーっ、こけーっ!
こけーっ、こっこー!」
目に飛び込んできたのは、なんと妹の美優が、必死にニワトリの真似をしている姿だった。しかも全裸だ。
美優はブラもパンツも身に付けず、全裸でニワトリの真似をしながら、部屋中を走り回っていた。恥ずかしがりの美優が、自分からこんなことをするはずがない。
年頃の美優は、家で姉と母しかいない状況でも、決して下着姿でウロウロすることすらしないのだ。
死ぬほど顔を真っ赤にしながら、「こけっこっこーっ!」といって飛び跳ねている美優。 それを爆笑しながら囃し立てている周りのガラの悪そうな不良女子たちを見れば、それがイジメられている。やりたくないのに強制されていることは明らかだった。
(い…妹に、なっ、なんてことをっ!)
美由紀の頭にカーッと血が上る。
(あんなに可愛くて良い子なのに…、
恥ずかしがり屋な女の子のに….、
裸であんなことさせるなんて…っ
ぜ、絶対、許せないっ!)
冷静に考えれば、このような場面こそ教師を呼びにいったり、大人を呼ぶべき場面だが、頭に血がのぼった美由紀は、ドアを蹴るように開けて中に飛び込んだ。
「やっ、やめなさいっ!」
突然、飛び込んできた姉を見て、ニワトリの格好のまま目を丸くする妹。そしてすぐに泣き出してしまった。
「あ? なんだ、こいつ。誰だよ」
「….ひっく、お、お姉ちゃんっ…、ひっく」
「はぁ? こいつ、姉かよ?」
「てか、どっから入ってきたんだよ、うちの生徒?」
「んなわけねーじゃん、私服だし。
顔もどう見てもオバサンだろ」
「なっ、おばっ…!」
たしかに女子校生からすると
大学生はオバサンである。
「…で、何の用なの?おばさん」
「あ…、あんたたち、よくもこんなこと…。
今すぐ妹に服を返しなさいっ
そして全員、妹に謝罪しなさいっ」
「はぁ? なんか勘違いしてない?
美優はフツーにうちらの友達だし。
ノリでふざけて勝手に裸になって、ニワトリ芸を披露してただけだよなぁ?」
「そうだよ。
それとも何? うちらが無理やりやらせてた、
とでもいうの? 証拠は?」
「なっ!バカなこと言わないでっ、こんなこと…自分からするわけないでしょっ」
「そうでしょ、美憂、無理やりさせられたんでしょ?お姉ちゃんが助けるから、正直に言って!」
「美優…なんで….」
すると、不良女子のリーダーっぽい女の子が近づいてきて、
笑いながらいった。
「うちらは何も強制なんてしてないんだけどさぁ。
アンタの妹がね、恥ずかしい芸をするのが好きみたいだから(笑)
いつも、色んな芸を見せて貰ってるんだよね」
「それで、いつも携帯でムービー撮ってるんだけど。お姉ちゃんも、美優の芸、見たい?」
「やっ!やめてぇっ!
お姉ちゃんに見せないでっ!///」
「ふふっ、本当、笑える芸が色々あるのよ。
素っ裸で変顔しながらタコ踊りしてる動画とか、
パンツ下ろして、ケツ穴見せながら、おしりブリブリダンスしてる動画とか(笑)
あとは、おち〇ぽとか、お〇んことか叫びながら、コマネチしてる動画とか
もあるけどね(笑)」
「やめてぇっ! お願いっ!///
言わないでぇっ!..、ひっく」
姉はやっと状況が理解できてきた。
要するに、想像を絶するような恥ずかしい姿を動画に撮られ、弱みとして握られているようだった。
聞いただけで、血の気が引くような恥ずかしい芸ばかりだ。
年頃の女の子に、裸で滑稽な一発芸をさせるのは、あまりに酷い。人一倍、恥ずかしがりの美優が、それを裸でさせられたのかと思うと、怒りで腸が煮えくり返った。
(…こ、この外道、こいつら、悪魔だわっ….)
だが同時に美由紀は、状況が困難なことも理解しはじめた。
「うちらは、もう何回も停学になってるし、もう失うものがないんだよねー。別に学校なんてもう辞めてもいいんだけど。
もし退学になったりしたら、この面白い動画を公開して人気YouTUberにでもなろっかなー」
「….うっ、ぐっ」
美由紀は、この状況の解決策がないことに気付いてしまった。
彼女たちは、失うものがないと言ってるのだ。
イジメ事件として先生や学校に報告しても、報復として美優の動画をばら撒かれるかもしれない。
「この動画なんて、ネットにばら撒いたら
あっという間に拡散されそうだよねぇ」
「これ、最高にうけるよね(笑)
自分で乳首を限界まで引っ張りながら、ちくびーーーむっ! って叫んで、ピョンピョン飛び跳ねてるの(笑)」
「もうやめてっ」
怒りに打ち震えながらも、どうしていいかわからず、立ち尽くしてしまう姉。
「ふふっ、お姉さん、
やっと状況がわかった?(笑)
大学生なのに頭悪いなー」
「….ぐっ、美優の動画をすべて消して」
「何それ、私たちに命令してんの?
それが人にモノを頼む態度?」
「…..、ど、どうすれば消してくれますか?」
「うーん、そうねー」
リーダーの不良女子がニヤニヤと笑いながらいう。
「お姉さんが、この場で美優と同じことやってくれるなら、
その動画と交換に、美優の動画は消してもいいよ」
「….なっ、なっ!」
「ふふふ、
妹のためにカッコつけて乗り込んできたんだから、
可愛い妹のために、身代わりになるくらい、できるよねぇ?」
「ぐっ、ぐっ、ぐっ….」
姉が身代わりに
「とりあえずさぁ、お姉さん、服、脱ごうかっ」
「そうそう、うちらに偉そうに言い掛かりつけて文句垂れてきたんだから。まずは裸になって謝罪すべきだよねぇ」
「アンタのおっぱいとま〇こ見せながら謝罪しな!
交渉してあげるかどうかは、それから決めるよ」
「….ぐっ、」
姉は躊躇した。
姉の美由紀だって、人一倍、恥ずかしがりなのは同じだ。
さらに姉の美由紀は、人一倍、プライドも高く強気なタイプなので、4つも年下のガキに「服を脱げ」と言われるのは、耐えがたい屈辱だった。
また頭の良い美由紀は、「ここで私まで裸にされてしまったら、2人とも逃げられなくなる」ということもわかっていた。
女の子はすっぽんぽんにされたら、簡単には自力で逃げられなくなる。
不良女子たちは、それを狙ってまずは脱がそうとしているのだ。
だが、裸にならないと美優の動画を消すかどうかの交渉にも、そもそも応じないという。どのみち、妹の美優を置いて、姉だけ逃げるというパターンも考えにくい。
「何? どうしたの?(笑)」
「年下の前で脱ぐくらい、お姉さんなら恥ずかしくないでしょ?ー(笑)
まさか、裸見られるのが恥ずかしいわけ?(笑)」
「…う、うるさいっ、脱ぐわよっ」
姉は、なるべくカッコ悪くないように、モジモジせずにスパッと上着とジーンズを脱いだ。そして少しだけ躊躇したが、ブラを外してパンツも脱いだ。
「ひゅー、やるじゃーん、」
「ねえ、妹の美優みたいに、泣きながら『パンツは許してっ』とか言われたら、どうしようかと思った(笑)」
「….ぐくっ、い、妹に服を返してっ!
私が脱いだんだから、もういいでしょっ!」
「まあまあ、待ちなよ、お姉さん。
とりあえず、謝罪が先でしょ。」
「まずは服従のポーズをとりな」
「…ふっ、服従?」
「ほら、捕虜の兵隊さんとかがやるポーズだよ。
頭の後ろで手を組んで。脇をしっかり開いて見せるの。
あとガニ股で足を開いて、ま〇こもしっかり見せな」
「なっ…!」
姉の美由紀は、その格好を聞いて悔しさに顔を赤くした。
素っ裸のままガニ股になって、両手をバンザイして頭の後ろで組め、というのだ。
当然、アソコもおっぱいも丸出しになる。
女にとって、これ以上、恥ずかしくて屈辱的なポーズはない。
まさに「好きにしてください」という服従を示すポーズだ。
「やらないなら、妹にやらせるけど(笑)」
「美優ちゃんは毎日やってるから、得意だもんねー(笑)」
「やっ、やめてっ、
私がやるから。やればいいんでしょ!」
そういうと、姉は足をガニ股になって股を開き、両手を頭の後ろで組んだ。
自分でやってみると思った以上に恥ずかしいポーズで必死におさえようとするも、思わず顔が赤くなってしまう。
「ぎゃははっ、本当にやったよ、こいつ(笑)」
「やっぱ、年上の女がやると、みっともなさが強調されるね(笑)」
「どう? おっぱいとま〇こを年下に見て貰う気分は?」
「あはは、お姉さん、顔赤くなってんじゃん(笑)
恥ずかしくないフリしてる癖に、カッコ悪いー」
顔が赤くなったことを指摘されて、
屈辱に顔がゆがむ美由紀。
この服従ポーズは、もともとスパイや捕虜などが、何も隠し持っていないことを証明するための降伏のポーズだが、させられてみるとわかるが、本当にどの場所も隠すことができない。
胸、アソコ、脇の下など、女性として恥ずかしいところは、すべて「見てください」とばかり、晒すポーズになってしまう。
さらに不良女子たちは、恒例の裸の採点をはじめる。
「おっぱいは美優より小さいね。
姉のくせに、負けてんじゃん(笑)」
「アソコの毛は薄めね、
ま〇こは…、ちょっとビラビラがはみ出してる以外は綺麗なほうなんじゃない?(笑)」
「脇毛はちゃんと手入れしてるのね。
あとでケツ毛も生えてないか、チェックしてあげるから」
「てか、お姉さん、へそ、ちゃんと掃除してる?
なんか汚くない?(笑)」
年下の女に好き放題、カラダを評価されて
悔しさに顔を歪める姉。
「…お、お姉ちゃん….」
妹は、大好きな尊敬する姉が恥をかかされているのを、泣きそうな目で見ている。
だが、本当に恥ずかしいのはもちろんここからだ。